はじめに
「英語の長文を読んでも内容が頭に入ってこない……」
「単語の意味は分かるのに、文章全体の意味が分からない……」
「高校受験の英語で、長文問題になると点数が取れない……」
このような悩みを抱えている中学生はいませんか?
高校受験の英語では、長文読解が重要な得点源の一つになります。しかし、英単語や文法を勉強していても、長い文章になると急に読めなくなってしまう生徒も少なくありません。
英語の長文読解が苦手な場合、最初から最後まで一語ずつ日本語に訳そうとしていることが原因の一つかもしれません。
大切なのは、英文の基本的な読み方を身につけ、文章の内容をつかみながら設問に答えることです。
今回は、奈良県・生駒市・奈良市で高校受験を目指す中学生に向けて、Growth家庭教師が英語の長文読解のコツと効果的な勉強方法を解説します。
1. 英語の長文が読めない原因を知ろう!
英語の長文読解が苦手な中学生には、いくつかの共通した原因があります。
| 苦手な原因 | よくある状況 |
|---|---|
| 英単語が不足している | 知らない単語が多く、意味をつかめない |
| 文法が理解できていない | 主語や動詞が分からず、文の構造をつかめない |
| 英文を読むのに時間がかかる | 一語ずつ日本語に訳している |
| 文章全体の内容を把握できない | 一文ずつ読めても、話の流れが分からない |
| 設問の読み方が分からない | 本文のどこを確認すればよいか分からない |
まずは、お子さまがどの段階でつまずいているのかを確認しましょう。
例えば、単語の意味が分からない場合は英単語の復習が必要です。一方、単語は分かるのに文章の意味が分からない場合は、英文法や文の構造を確認する必要があります。
長文問題をたくさん解くだけではなく、苦手な原因に合った勉強をすることが大切です。
2. コツ① 英文を前から順番に読もう!
英語の長文が苦手な生徒におすすめしたいのが、英文を前から順番に読む練習です。
例えば、次の英文を見てみましょう。
例文
I went to the library to study English yesterday.
意味のかたまりごとに区切る
I went to the library
私は図書館へ行きました
to study English
英語を勉強するために
yesterday
昨日
自然な日本語訳:私は昨日、英語を勉強するために図書館へ行きました。
このように、英文を意味のかたまりごとに区切って読むと、内容を整理しやすくなります。
長文を読むたびに、英文の最後まで読んでから日本語の語順に並べ替える必要はありません。
まずは「誰が」「何をしたのか」をつかみ、その後に目的や時間などの情報を付け加えていく練習をしましょう。
3. コツ② 主語と動詞を見つけよう!
英文を正しく読むためには、主語と動詞を見つけることが重要です。
例えば、次の英文です。
My brother plays soccer after school.
-
主語(誰が):My brother(私の兄・弟)
-
動詞(どうする):plays(する)
-
何をする:soccer(サッカーを)
-
いつ:after school(放課後に)
このように、主語と動詞を中心に読むことで、英文の基本的な意味をつかみやすくなります。
高校受験では、関係代名詞や接続詞などを含む長い英文も出題されます。その場合も、まずは文の中心となる主語と動詞を探してみましょう。
例えば、次の英文です。
The boy who is playing tennis is my friend.
この文では、主語の中心は The boy、動詞は is です。
「who is playing tennis」は、どのような男の子なのかを説明しています。
このように、長い英文でも文の中心を見つける練習をしておくと、内容を整理しやすくなります。
4. コツ③ 分からない単語があっても、すぐに止まらない!
長文読解では、知らない英単語が出てくることがあります。
そのたびに辞書を引いたり、読むのを止めたりすると、文章全体の流れをつかみにくくなってしまいます。
もちろん、英単語を覚えることは大切です。しかし、すべての単語の意味が分からなくても、前後の文章から内容を推測できる場合があります。
例えば、次の文章を考えてみましょう。
It was raining, so Tom took an umbrella.
「umbrella」の意味が分からなくても、「雨が降っていたので、Tomは何かを持っていった」という流れは読み取れます。
このように、前後の文や接続詞に注目して、文章全体の意味を推測する力を身につけましょう。
ただし、重要な単語が分からず内容を理解できない場合は、問題を解いた後に意味を確認し、覚え直すことも必要です。
5. コツ④ 設問を先に読んで、必要な情報を探そう!
英語の長文問題では、本文を読む前に設問を確認する方法も効果的です。
設問を先に読むことで、文章のどこに注目すればよいのかが分かりやすくなります。
例えば、次のような設問があったとします。
-
Why did Ken go to the park?
-
When did Lisa visit Kyoto?
-
What does the word “it” refer to?
それぞれ、注目するポイントが異なります。
| 疑問詞 | 確認する内容 |
|---|---|
| Who | 誰が |
| What | 何を・何が |
| When | いつ |
| Where | どこで・どこへ |
| Why | なぜ |
| How | どのように |
例えば、Whyで始まる問題なら、理由を表す「because」や「so」などの表現に注目すると、答えを見つけやすくなります。
ただし、設問の答えが本文の一か所にあるとは限りません。設問を確認した後は、本文の内容を理解しながら、根拠となる部分を探しましょう。
6. コツ⑤ 接続詞に注目して、話の流れをつかもう!
英語の長文では、接続詞が文章の流れを理解するための重要な手がかりになります。
特に高校受験では、次の表現を覚えておきましょう。
| 英語 | 意味 | 注目するポイント |
|---|---|---|
| because | なぜなら・〜なので | 理由 |
| so | だから・そのため | 結果 |
| but | しかし | 反対の内容 |
| however | しかしながら | 話の転換 |
| for example | 例えば | 具体例 |
| first | 最初に | 順序 |
| finally | 最後に | 結論・最後の出来事 |
例えば、次の英文です。
I was tired, but I finished my homework.
「but」があるため、前半の「疲れていた」と後半の「宿題を終えた」が対比されていることが分かります。
このような表現を見つけたら、文章の内容がどのようにつながっているのかを意識しましょう。
接続詞を手がかりにすると、文章全体の流れをつかみやすくなります。
7. コツ⑥ 長文を読んだ後は、必ず復習しよう!
長文読解の勉強では、問題を解いて丸付けをするだけでは十分とはいえません。
間違えた問題について、原因を確認することが大切です。
おすすめの復習方法は、次の4ステップです。
1
時間を計って問題を解く
本番を意識しながら、まずは自力で解いてみましょう。
2
間違えた原因を確認する
単語・文法・内容理解・設問の読み違いなどに分類します。
3
英文を一文ずつ確認する
主語と動詞、文法、単語の意味を確認して正確に読み直します。
4
もう一度、自分で解く
解説を閉じて、正しい根拠を説明できるか確認しましょう。
特に大切なのは、正解を覚えることではなく、なぜその答えになるのかを自分で説明できるようにすることです。
一度解いた長文を数日後にもう一度読み、内容を理解できるか確認するのもおすすめです。
8. 高校受験に向けた英語長文の勉強スケジュール
英語の長文読解が苦手な場合は、いきなり難しい入試問題ばかり解くのではなく、基礎から順番に取り組みましょう。
| 期間・段階 | 学習内容 |
|---|---|
| 基礎固め | 英単語・基本文法の復習 |
| 読解練習 | 短い英文で主語・動詞を見つける |
| 長文演習 | 教科書や問題集の長文を読む |
| 入試対策 | 過去問や模擬試験で時間配分を練習する |
| 直前期 | 間違えた問題や苦手な文法を重点的に復習する |
受験までの残り時間や現在の学力によって、優先すべき学習内容は異なります。
英単語や文法が不十分な場合は、長文演習だけに時間をかけず、基礎の復習も並行して進めましょう。
奈良県の高校入試を目指す中学生は、過去問などを活用して出題形式に慣れ、自分がどのような問題で失点しているのかを確認することも大切です。
9. Growth家庭教師から受験生と保護者の方へ
英語の長文読解が苦手なお子さまに対して、最初から「もっとたくさん長文を解こう」と伝えるだけでは、十分な効果が得られないことがあります。
なぜなら、長文が読めない原因は一人ひとり異なるからです。
-
英単語が覚えられていない
-
中学1・2年生の文法が身についていない
-
英文の主語と動詞を見つけられない
-
文章の内容を整理するのが苦手
-
時間配分がうまくできない
このような原因を見つけ、必要な部分から対策することが大切です。
Growth家庭教師では、お子さまの理解度や苦手なポイントに合わせて、基礎の復習から高校受験対策まで、段階的に学習を進めることをおすすめしています。
英語の長文が苦手だからといって、すぐに諦める必要はありません。正しい読み方を身につけ、復習を積み重ねていきましょう。
まとめ|英語の長文読解はコツをつかんで得点アップを目指そう!
高校受験の英語で長文読解を得意にするためには、次のポイントを意識しましょう。
-
長文が読めない原因を確認する
-
英文を前から意味のかたまりごとに読む
-
主語と動詞を見つける
-
分からない単語があっても前後から推測する
-
設問や接続詞に注目する
-
間違えた問題を必ず復習する
英語の長文読解は、ただ問題を解き続けるだけでなく、正しい読み方を身につけることが重要です。
高校受験本番で実力を発揮できるように、毎日の学習で少しずつ読解力を高めていきましょう。
奈良県・生駒市・奈良市で高校受験の英語対策にお悩みの方は、Growth家庭教師にご相談ください。
お子さまの苦手な原因を見つけ、一人ひとりに合った学習方法で志望校合格を目指しましょう。