はじめに
小学5年生の算数では、長さ・重さ・面積・体積など、さまざまな「単位と量」について学習します。
「1kmは何mだったかな?」
「㎡と㎠の変換が苦手……」
「1Lと1㎤の関係がよくわからない!」
このような悩みを抱えているお子さまも多いのではないでしょうか。
単位の学習は、これまでに習った内容の復習も必要になるため、苦手意識を持ちやすい分野の一つです。また、単位を正しく変換できないと、文章問題や面積・体積の計算でも間違いが増えてしまいます。
今回は、Growth家庭教師が小学5年生の「単位と量」について、基本の考え方から単位の変換方法、家庭でできる勉強方法までわかりやすく解説します。
1. そもそも単位と量とは?
「量」とは、長さや重さ、面積、体積など、ものの大きさを表すものです。
そして「単位」とは、その量を表すための基準です。
例えば、机の長さを測るときには「cm(センチメートル)」、水の量を表すときには「L(リットル)」を使います。
身の回りにも、さまざまな単位があります。
- 長さ:mm、cm、m、km
- 重さ:g、kg、t
- 面積:㎠、㎡、㎢
- 体積:㎤、㎥
- かさ:mL、dL、L
- 時間:秒、分、時間
まずは、それぞれの単位が何を表しているのかを理解することが大切です。
2. 長さの単位を覚えよう!
長さの単位は、単位と量の学習の基本です。
代表的な単位の関係を確認しましょう。
- 1cm=10mm
- 1m=100cm
- 1km=1000m
ここで大切なのは、単位を変換するときに「何倍するのか」「何で割るのか」を考えることです。
例えば、3mをcmに変換する場合、1mは100cmなので、
3×100=300
したがって、3m=300cm となります。
反対に、500cmをmに変換する場合は、
500÷100=5
したがって、500cm=5m です。
大きい単位から小さい単位に変えるときは数が大きくなり、小さい単位から大きい単位に変えるときは数が小さくなることを意識しましょう。
3. 重さの単位を覚えよう!
重さの単位では、g(グラム)やkg(キログラム)などを使います。
基本となる関係は次のとおりです。
- 1kg=1000g
- 1t=1000kg
例えば、4kgをgに変換すると、
4×1000=4000
答えは4000gです。
一方、2500gをkgに変換する場合は、
2500÷1000=2.5
答えは2.5kgとなります。
重さの問題では、整数だけでなく小数が出てくることもあります。
単位の関係を理解し、落ち着いて計算できるように練習しましょう。
4. 面積の単位は要注意!
小学5年生が特につまずきやすいのが、面積の単位です。
長さの単位と同じ感覚で変換すると、間違えてしまうことがあります。
例えば、1mは100cmですが、1㎡は100㎠ではありません。
1mは100cmなので、1㎡は縦100cm、横100cmの正方形の面積です。
つまり、
100×100=10000
となり、1㎡=10000㎠ です。
ほかにも、次の関係を覚えておきましょう。
- 1㎡=10000㎠
- 1a=100㎡
- 1ha=10000㎡
- 1㎢=1000000㎡
面積の単位を変換するときは、縦と横の両方が変わることを意識するのがポイントです。
ただ数字を覚えるだけではなく、正方形や長方形の図を描いて考えると理解しやすくなります。
5. 体積とかさの単位を理解しよう!
体積は、立体がどれくらいの空間を占めているかを表します。
また、かさは容器に入る水などの量を表すときによく使われます。
代表的な単位には、㎤、㎥、mL、dL、Lなどがあります。
かさの単位には、次の関係があります。
- 1L=10dL
- 1L=1000mL
- 1dL=100mL
また、体積とかさには、次のような関係があります。
- 1㎤=1mL
- 1000㎤=1L
- 1㎥=1000L
例えば、2LをmLに変換すると、
2×1000=2000
答えは2000mLです。
さらに、1Lは1000㎤なので、2Lは2000㎤とも表せます。
体積とかさの関係は、文章問題でも使われることがあります。単位の組み合わせを少しずつ覚えていきましょう。
6. 単位の変換で間違えないための3つのポイント
単位の変換が苦手なお子さまは、次の3つを意識してみましょう。
① 変換前と変換後の単位を確認する
問題を解くときは、最初に何の単位を何の単位に変えるのかを確認しましょう。
例えば、3kmをmに変えるのか、3000mをkmに変えるのかによって、計算方法は反対になります。
② 長さ・面積・体積を混同しない
単位の変換では、長さ・面積・体積を区別することが大切です。
長さは1方向、面積は縦と横、体積は縦・横・高さの関係を考えます。
特に面積では、1m=100cmという関係をそのまま1㎡=100㎠としてしまわないように注意しましょう。
③ 単位をつけて答える
計算が合っていても、単位を書き忘れると正しい答えになりません。
「300」だけではなく「300cm」のように、最後まで単位を書く習慣をつけましょう。
7. 家庭でできる単位と量の勉強方法
単位と量は、問題集を解くだけでなく、日常生活と結びつけることで理解しやすくなります。
例えば、次のような方法がおすすめです。
身の回りの長さを測ってみる
定規やメジャーを使って、机や部屋の長さを測ってみましょう。cmとmの変換を実際に行うと、単位の感覚が身につきます。
買い物で重さやかさを確認する
食品のパッケージに書かれているg、kg、mL、Lなどを確認してみましょう。日常生活の中で単位に触れる機会を増やすことができます。
短い問題を毎日解く
一度にたくさんの問題を解くよりも、毎日5問程度から始め、間違えた問題を繰り返し復習する方法もおすすめです。
大切なのは、正解したかどうかだけでなく、なぜその計算になるのかを説明できるようにすることです。
8. Growth家庭教師が小学5年生の算数をアドバイス!
小学5年生の算数では、単位と量のほかにも、小数の計算や分数、図形など、これまでに学習した内容を組み合わせて考える問題が増えていきます。
単位の変換でつまずいている場合、計算そのものが苦手なのではなく、単位の関係を十分に理解できていないこともあります。
そのため、間違えた問題をただ解き直すだけでなく、どこでつまずいたのかを確認することが重要です。
Growth家庭教師では、お子さま一人ひとりの理解度に合わせて、基本の確認から応用問題まで段階的に学習することを大切にしています。
「算数の文章問題が苦手」
「単位の変換でよく間違える」
「学校のテストで点数が伸び悩んでいる」
このようなお悩みがある場合は、まず苦手な部分を整理し、基礎から復習してみましょう。
小学5年生のうちに単位と量の考え方を身につけておくことで、その後の面積・体積の学習や文章問題にも取り組みやすくなります。
焦らず、一つひとつ理解しながら算数の苦手を克服していきましょう!
Growth家庭教師は、お子さまの「わからない」に寄り添い、自分で解ける力を身につける学習をサポートします。
2019年に奈良県生駒市からスタートし、勉強のやり方を改善する指導に特化した家庭教師センターです。毎日の課題のチェックを徹底的に管理して、学習の習慣を自然と身に着けさせる方法でたくさんの子ども達の成績向上に携わってきました。今では口コミで広がり他府県からも依頼がある家庭教師センターです。奈良県はもちろん、大阪府・兵庫県・和歌山県・滋賀県・京都府の内申点の計算も可能な家庭教師センターです。年間1,000件以上の学習相談や私生活のご相談を無料でアドバイスをしています。毎年、たくさんの子ども達からのお手紙がスタッフ一同大変励みになっております。