はじめに
小学生の算数で、文章問題が苦手なお子さまは多いのではないでしょうか?
計算問題は解けるのに、文章問題になると「足し算なの?」「かけ算を使うの?」と迷ってしまうことはありませんか?
文章問題を解くためには、計算方法を覚えるだけでなく、問題文を読んで「何を求める問題なのか」を理解することが大切です。
今回は、Growth家庭教師が小学生向けに、足し算・引き算・かけ算・わり算の見分け方をわかりやすく解説します。
1. 足し算を使う文章問題
足し算は、2つ以上の数を合わせて、全部の数を求めるときに使います。
例えば、次の問題です。
「りんごが5個、みかんが3個あります。くだものは全部で何個ありますか?」
りんご5個とみかん3個を合わせるので、
5+3=8
答えは8個です。
足し算を使うことが多い問題の例
- 2つの数を合わせる
- 全部でいくつあるかを求める
- 数が増えたあとの合計を求める
「合わせて」「全部で」などの言葉が出てきたら、足し算を考えてみましょう。
ただし、言葉だけで判断するのではなく、何を求めているのかを確認することが大切です。
2. 引き算を使う文章問題
引き算は、ある数から別の数を取り除いたり、2つの数の差を求めたりするときに使います。
例えば、次の問題です。
「折り紙が12枚あります。4枚使いました。残りは何枚ですか?」
12枚から4枚を引くので、
12-4=8
答えは8枚です。
引き算を使うことが多い問題の例
- 残りがいくつかを求める
- 使ったあとの数を求める
- 2つの数の違いを求める
- 目標まであといくつ必要かを求める
「残り」「違い」「あと何個」などの表現が出てきたら、引き算を考えてみましょう。
例えば、赤いリボンが15cm、青いリボンが9cmの場合、長さの違いは15-9=6cmです。
3. かけ算を使う文章問題
かけ算は、同じ数がいくつ分もあるときに使います。
例えば、次の問題です。
「1袋にクッキーが4枚入っています。3袋では何枚になりますか?」
1袋に4枚入っている袋が3袋あるので、
4×3=12
答えは12枚です。
かけ算を使うことが多い問題の例
- 同じ数ずつあるものの合計を求める
- 1つ分の数から全体の数を求める
- 1個あたりの値段から合計金額を求める
- 1分あたりの進む距離などから全体を求める
「1つ分」「○個分」「1個あたり」などの表現に注目してみましょう。
例えば、ノートが1冊80円で、5冊買う場合は、
80×5=400
答えは400円です。
4. わり算を使う文章問題
わり算は、全体の数を同じ数ずつ分けたり、いくつ分に分けられるかを求めたりするときに使います。
例えば、次の問題です。
「クッキーが12枚あります。3人で同じ枚数ずつ分けると、1人分は何枚ですか?」
12枚を3人で同じ数ずつ分けるので、
12÷3=4
答えは1人4枚です。
わり算を使うことが多い問題の例
- 同じ数ずつ分ける
- 1人分や1個分の数を求める
- 何人分、何袋分になるかを求める
- 1つあたりの値段や量を求める
「同じ数ずつ」「1人分」「何人に分けられる」などの表現に注目しましょう。
例えば、24個のあめを1袋に6個ずつ入れる場合は、
24÷6=4
答えは4袋です。
5. 4つの計算方法を見分ける早見表
文章問題を読むときは、次の表を参考にしてみましょう。
| 計算方法 | どんなときに使う? | 注目する表現の例 |
|---|---|---|
| 足し算(+) | 数を合わせる | 全部で、合わせて |
| 引き算(-) | 残りや違いを求める | 残り、違い、あといくつ |
| かけ算(×) | 同じ数のまとまりを合わせる | 1つ分、○個分、1個あたり |
| わり算(÷) | 同じ数ずつ分ける、何個分かを求める | 1人分、同じ数ずつ、何袋分 |
ただし、特定の言葉が出てきたからといって、必ず同じ計算になるわけではありません。
例えば、「あと何円必要ですか?」は引き算で求めることが多いですが、問題の状況によって考え方が変わる場合もあります。
言葉だけで決めず、問題文の意味を理解することが大切です。
6. 文章問題が苦手な小学生におすすめの解き方
文章問題を解くときは、次の順番を意識してみましょう。
① 問題文を最後まで読む
途中まで読んで計算を始めるのではなく、まずは最後まで読みましょう。
何がわかっていて、何を求めるのかを確認します。
② 数字と単位に注目する
問題文に出てくる数字に印をつけたり、ノートに書き出したりしてみましょう。
「5個」「3人」「100円」など、数字と単位をセットで整理すると、問題の内容が理解しやすくなります。
③ 簡単な図や絵を描く
文章だけではイメージしにくい場合、図や絵を描いてみましょう。
例えば、12個のあめを3人で分ける問題なら、あめを12個描き、3人に分けていくと、わり算を使う理由がわかりやすくなります。
④ 何を求めるのかを確認して計算する
「全部の数を求めるのか」「残りを求めるのか」「1人分を求めるのか」を考え、計算方法を決めましょう。
計算が終わったら、答えが問題文に合っているか、単位も含めて確認します。
7. 家庭でできる文章問題の勉強方法
文章問題が苦手なお子さまには、いきなり難しい問題をたくさん解かせるのではなく、簡単な問題から練習することをおすすめします。
例えば、次のような方法があります。
- 1日2〜3問から始める
- 問題文の大切な部分に線を引く
- 計算式を立てた理由を声に出して説明する
- 間違えた問題は、どこで考え違いをしたのかを確認する
特におすすめなのは、「どうしてこの計算方法を使ったの?」とお子さまに聞いてみることです。
正解したかどうかだけでなく、自分の考えを説明できるようになると、文章問題への理解が深まります。
保護者の方がすぐに答えを教えるのではなく、「何を求める問題かな?」「図にするとどうなるかな?」と声をかけてみましょう。
8. Growth家庭教師が小学生の算数をアドバイス!
文章問題が苦手な原因は、計算ができないことだけではありません。
問題文を正しく読み取ることが難しかったり、計算方法を選ぶ経験が不足していたりする場合もあります。
そのため、文章問題が解けないときは、どこでつまずいているのかを確認することが大切です。
Growth家庭教師では、お子さま一人ひとりの理解度に合わせて、基礎から段階的に学習を進めることを大切にしています。
「計算問題はできるのに文章問題が苦手」
「足し算・引き算・かけ算・わり算の使い分けができない」
「算数のテストで文章問題をよく間違える」
このようなお悩みがある場合は、まず簡単な問題から取り組み、問題文を読み取る力と計算方法を選ぶ力を身につけていきましょう。
文章問題は、練習を重ねることで少しずつ解き方がわかるようになります。
焦らず、一つひとつ理解しながら、算数への自信をつけていきましょう!
Growth家庭教師は、小学生のお子さまが「自分で考えて解ける力」を身につけられるよう、日々の学習をサポートします。
2019年に奈良県生駒市からスタートし、勉強のやり方を改善する指導に特化した家庭教師センターです。毎日の課題のチェックを徹底的に管理して、学習の習慣を自然と身に着けさせる方法でたくさんの子ども達の成績向上に携わってきました。今では口コミで広がり他府県からも依頼がある家庭教師センターです。奈良県はもちろん、大阪府・兵庫県・和歌山県・滋賀県・京都府の内申点の計算も可能な家庭教師センターです。年間1,000件以上の学習相談や私生活のご相談を無料でアドバイスをしています。毎年、たくさんの子ども達からのお手紙がスタッフ一同大変励みになっております。