はじめに
「子どもは毎日どのくらい勉強すればいいの?」
「勉強時間が短いけれど大丈夫?」
「周りの子はもっと勉強しているみたいで心配……」
小学生・中学生のお子さまを持つ保護者の方から、このようなご相談をいただくことがあります。
成績を上げるためには、勉強時間を確保することも大切です。しかし、勉強時間が長ければ長いほど成績が上がるわけではありません。
大切なのは、お子さまの学年や現在の学力、生活リズムに合わせて、無理なく継続できる学習時間を確保することです。
今回は、小学生・中学生のベストな勉強時間と、成績アップにつながる家庭学習のコツについて、Growth家庭教師が解説します。
小学生・中学生の勉強時間はどのくらいが目安?
まず気になるのが、「実際にどのくらい勉強すればいいのか」という点です。
もちろん個人差がありますが、家庭学習の一つの目安として考えてみましょう。
「普段の勉強時間はどのくらいがベスト?」という疑問は、学年や生活スタイルによって変わります。何度もお伝えしますが、長時間やればいいわけではなく、「毎日続けられる時間」を作ることがポイントです。
📚 目安の勉強時間
| 学年 | 平日の家庭学習時間の目安 |
|---|---|
| 小学1~3年生 | 20~40分程度 |
| 小学4~6年生 | 40~60分程度 |
| 中学1~2年生 | 60~90分程度 |
| 中学3年生 | 90~120分程度 |
| 高校受験直前 | 120分~ |
※学校の宿題を含めるかどうかで変わります。
小学生の勉強時間
小学1~3年生
1日20~40分程度
まずは机に向かう習慣を身につけることを優先しましょう。
学校の宿題に加えて、音読や漢字、計算などを少しずつ取り入れるのがおすすめです。
長時間勉強させるよりも、「毎日勉強する」という習慣を作ることが大切です。
小学4~6年生
1日40~60分程度
高学年になると学習内容も難しくなります。
算数の文章問題、国語の読解、漢字、英語など、学校で習った内容を家庭で復習する時間を作りましょう。
特に中学校進学を控えた小学6年生は、苦手な単元を残さないことも重要です。
中学生の勉強時間
中学1~2年生
1日60~90分程度
中学生になると、定期テストや高校受験を意識した学習が必要になってきます。
学校の宿題だけで終わらせるのではなく、
- その日の授業の復習
- 英単語
- 漢字
- 数学の計算
- 学校ワーク
などにも取り組みましょう。
ただし、部活動などで忙しい日は、無理に長時間勉強する必要はありません。
大切なのは、短時間でも毎日続けることです。
中学3年生
1日90~120分程度を一つの目安に
中学3年生は、高校受験に向けて学習量を増やしていく必要があります。
学校の授業内容だけでなく、中学1・2年生の復習も少しずつ進めていきましょう。
特に苦手教科については、
「どの単元が分からないのか」
を確認し、基礎まで戻って復習することが大切です。
受験直前には勉強時間がさらに増えることもありますが、睡眠や学校生活とのバランスも大切にしましょう。
「勉強時間=成績」ではありません
例えば、
Aさん:毎日2時間勉強しているけれど、集中できていない
Bさん:毎日60分、集中して苦手分野を勉強している
という場合、Bさんのほうが効率よく学習できている可能性もあります。
大切なのは、
「何時間勉強したか」ではなく、「その時間に何を勉強したか」<
です。
スマートフォンやテレビなどを見ながら勉強していると、時間だけが長くなってしまうこともあります。
勉強するときは、短時間でも集中できる環境を作りましょう。
成績アップにつながる家庭学習の5つのコツ
① 勉強する時間をある程度固定する
「時間があったら勉強する」では、勉強が後回しになりやすくなります。
例えば、
「夕食前に30分」
「夕食後に1時間」
など、家庭の生活リズムに合わせて勉強する時間を決めてみましょう。
毎日同じ時間帯に机に向かうことで、自然と学習習慣が身につきやすくなります。
② 最初から長時間勉強しない
普段あまり勉強していないお子さまに、いきなり「毎日3時間勉強しなさい」と言っても、なかなか続きません。
まずは、
20分→30分→45分→60分
というように、少しずつ勉強時間を増やしていきましょう。
「毎日続けられる」ということが何より大切です。
③ 学校の宿題+復習を基本にする
家庭学習では、学校の宿題を終わらせたら終わり、という状態から一歩進んでみましょう。
例えば、
学校の宿題30分+復習20分
という形です。
復習は、その日に学校で習った内容を確認するだけでも構いません。
特に、
- 間違えた問題
- 授業で分からなかった問題
- 覚えられていない英単語
- 漢字
などを優先しましょう。
④ 「できない問題」を見つける
成績を上げるためには、得意な問題を何度も解くより、苦手な問題を見つけて克服することが重要です。
テストやワークの間違いを確認して、
「なぜ間違えたのか?」
を考えてみましょう。
単純な計算ミスなのか、そもそも公式を理解していないのか、問題文の意味が分からなかったのか。
原因によって勉強方法も変わります。
⑤ 定期的に復習する
勉強した内容は、時間が経つと忘れてしまいます。
そのため、
勉強する→翌日確認する→週末に復習する
というように、繰り返し確認しましょう。
特に英単語・漢字・理科・社会の用語などは、一度覚えて終わりではなく、何度も確認することが大切です。
小学生は「勉強時間」より「習慣」を優先
小学生の場合、長時間勉強させることよりも、勉強する習慣を作ることが重要です。
例えば、
「毎日夕方に30分」
と決めて、その時間は机に向かうようにします。
勉強する内容は、
- 学校の宿題
- 音読
- 漢字
- 計算
- 読書
- その日の復習
などで構いません。
「毎日机に向かう」という経験を積み重ねることで、中学校に進学してからの学習にもつながります。
中学生は「授業の復習」を習慣にしよう
中学生になると、教科数が増え、学習内容も難しくなります。
そのため、テスト前だけ勉強するのではなく、普段から授業内容を復習しておくことが大切です。
例えば、
学校から帰宅→休憩→宿題→その日の復習
という流れを作ります。
英語なら教科書を音読したり、数学なら授業で習った問題をもう一度解いたりするなど、短時間の復習でも構いません。
平均点以下の場合は「勉強時間を増やす」だけでは不十分
テストで平均点以下が続いている場合、
「もっと勉強させなければ」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、勉強時間を増やすだけでは解決しないことがあります。
例えば数学で、現在「方程式」が分からないとしても、実はその前の計算でつまずいていることがあります。
英語でも、長文が読めない原因が単語不足や基本文法の理解不足という場合があります。
このような場合は、今の学習内容だけでなく、以前の単元まで戻って復習することが大切です。
部活動と勉強は両立できる?
中学生の場合、部活動で帰宅時間が遅くなることもあります。
毎日90分~120分の勉強時間を確保するのが難しい場合は、短時間でも構いません。
例えば、
平日30~60分+休日に少し長めに勉強
という方法もあります。
部活動を引退した中学3年生は、それまで部活動に使っていた時間を受験勉強に充てることができます。
ただし、急に勉強時間を増やすのではなく、徐々に学習時間を増やしていくことがおすすめです。
保護者の方は「何時間勉強した?」だけを聞かない
お子さまが勉強しているか気になると、
「今日は何時間勉強した?」
と聞きたくなります。
しかし、それだけではなく、
「今日は何を勉強したの?」
「どこが分かるようになった?」
「学校で習ったところ、復習できた?」
など、勉強の内容にも目を向けることが大切です。
勉強時間だけを評価するのではなく、取り組んだことや成長した部分を認めてあげましょう。
家庭学習が続かない場合は原因を考える
「毎日1時間勉強しよう」と決めても、続かないことがあります。
その場合は、本人の意志だけの問題にしないことも大切です。
例えば、
- 勉強する時間が決まっていない
- 何を勉強すればいいか分からない
- 問題が難しすぎる
- スマートフォンやゲームが気になる
- 疲れていて集中できない
- 勉強しても分からないことが多い
など、さまざまな原因があります。
まずは原因を一つずつ確認し、無理なく続けられる方法を考えましょう。
Growth家庭教師なら、お子さまに合った学習方法をサポート
「勉強時間を増やしているのに成績が上がらない」
「家ではなかなか勉強してくれない」
「何を勉強すればいいのか分からない」
「平均点以下から成績を上げたい」
このようなお悩みがあるご家庭も多いでしょう。
Growth家庭教師では、お子さま一人ひとりの学習状況を確認し、**「どれくらい勉強するか」だけでなく、「何をどのように勉強するか」**を大切にしています。
小学生なら、まずは家庭学習の習慣づくりから。
中学生なら、学校の授業内容の復習や定期テスト対策、苦手分野の克服から。
中学3年生なら、高校受験を見据えて、これまでの学習内容の総復習も進めていきます。
お子さまによって適切な勉強時間や学習方法は異なります。
「勉強時間が足りないのでは?」と感じたときは、単純に時間を増やすのではなく、現在の学習方法を一度見直してみましょう。
まとめ|ベストな勉強時間は「無理なく続けられる時間」
小学生・中学生の勉強時間には一つの正解があるわけではありません。
大切なのは、お子さまの学年・学力・生活リズムに合わせて、無理なく継続できる学習時間を作ることです。
目安としては、
- 小学1~3年生:20~40分程度
- 小学4~6年生:40~60分程度
- 中学1~2年生:60~90分程度
- 中学3年生:90~120分程度
などを参考にしながら、お子さまに合った時間を設定してみましょう。
そして、勉強時間だけではなく、
「何を勉強したのか」
「苦手なところを克服できたか」
「毎日続けられているか」
にも注目してください。
勉強は一日だけ頑張って終わるものではありません。
毎日の小さな積み重ねが、定期テストや高校受験につながっていきます。
奈良県・生駒市・奈良市で小学生・中学生の家庭学習や成績アップ、高校受験対策についてお悩みの方は、Growth家庭教師にお気軽にご相談ください。
2019年に奈良県生駒市からスタートし、勉強のやり方を改善する指導に特化した家庭教師センターです。毎日の課題のチェックを徹底的に管理して、学習の習慣を自然と身に着けさせる方法でたくさんの子ども達の成績向上に携わってきました。今では口コミで広がり他府県からも依頼がある家庭教師センターです。奈良県はもちろん、大阪府・兵庫県・和歌山県・滋賀県・京都府の内申点の計算も可能な家庭教師センターです。年間1,000件以上の学習相談や私生活のご相談を無料でアドバイスをしています。毎年、たくさんの子ども達からのお手紙がスタッフ一同大変励みになっております。
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