はじめに
小学生になるとできることが増える一方で、
「気に入らないとすぐ泣き叫ぶ」
「物を投げる」
「怒りが止まらない」
など
癇癪(かんしゃく)に悩むご家庭はとても多くあります。
実は、癇癪は性格の問題ではなく、
気持ちのコントロールがまだ脳の発達途中であるサインです。
適切な関わり方を続けることで、確実に落ち着いていきます。
この記事では、
小学生の子どもの癇癪を「なぜ起きるのか?」という原因から、
家庭でできる具体的な改善方法まで、
今日から実践できる形で分かりやすく解説します。
子どもの癇癪が起こる主な原因
・言語化がまだうまくできない
・気持ちの処理が追いつかない
・予定や環境の変化に弱い
・疲れ・空腹・ストレスの蓄積
・成功体験・自己肯定感の不足
・大人の注意を引きたい
原因は一つではなく、複数重なることが多いです。
改善のための具体的な方法
癇癪が起こる前にできる予防策をお伝えします。
ルール・予定を「見える化」する
● 小学生でも視覚情報はとても有効
● ホワイトボードに1日のスケジュールを書く
● 宿題の順番カードを作る
●「あと5分で終わるよ」と事前予告
➡ 予測できると不安が減り、爆発が起きにくくなります。
選択肢を2つだけ与える
「全部イヤ」が減ります。
具体例をあげると
「宿題は、算数からする?国語からする?」
「お風呂、今入る?5分後に入る?」
癇癪が起きている最中の関わり方
まず安全確保+感情だけを受け止める
子どもは理屈が届かない状態なので、叱るより「落ち着くのを待つ」が有効。
良い声かけ例
「びっくりするくらいイヤだったんやね!」
「まずは落ち着いてから話そう!」
「ここにいるから大丈夫よ~」
ダメな声かけ例
❌「泣かないの!」
❌「なんでそんなことするの?」
火に油です。落ち着く力を奪ってしまいます。
親が静かにして“モデル”になる
親の表情・声量は子どもの情緒を映す鏡。
こちらが冷静でいるほど鎮まりが早くなります。
落ち着いた後にできること(改善の核心)
癇癪の後は脳が少し学習モードに入ります。
ここでの対応が改善に直結します。
気持ちの翻訳」をしてあげる
具体例
「○○したかったのにできなくて悔しかったんだよね」
「思いどおりにいかなくて困ったんだよね」
気持ちの言語化が上達し、癇癪が減る。
次どうする?を一緒に決める
具体例
「できないとき、どう言えたらよかったかな?」
「次は“手伝って”って言ってみる?」
ここでは叱責よりスキルの練習が大事。
日常で育てたい「小さな成功体験」
癇癪が多い子は「自分はできない」という思いを抱えがち。
小さなできた!を毎日言語化
「宿題5分で始められたね!」
「怒りそうだったけど、踏ん張ったね!」
家の手伝いで役割を持たせる
自己肯定感が上がり、爆発が減りやすくなります。
よくあるケース別の対処
宿題で癇癪
量を細かく区切る(1ページ→2分単位)
タイマー本数法(勉強3分×休憩1分)
朝の身支度で癇癪
スケジュール表を貼る
身支度を前日に7割終わらせる
兄弟トラブルで癇癪】
まず双方の気持ちを名前で言う
「○○はこれを使いたかった。△△はまだ遊びたかった」
さいごに
癇癪は「甘え」ではなく、まだ気持ちを調整する脳が未発達なだけ。サポートで確実に改善していくので、「感情の使い方を練習している途中」という目で見てあげると楽になります。
2019年に奈良県生駒市からスタートし、勉強のやり方を改善する指導に特化した家庭教師センターです。毎日の課題のチェックを徹底的に管理して、学習の習慣を自然と身に着けさせる方法でたくさんの子ども達の成績向上に携わってきました。今では口コミで広がり他府県からも依頼がある家庭教師センターです。奈良県はもちろん、大阪府・兵庫県・和歌山県・滋賀県・京都府の内申点の計算も可能な家庭教師センターです。年間1,000件以上の学習相談や私生活のご相談を無料でアドバイスをしています。毎年、たくさんの子ども達からのお手紙がスタッフ一同大変励みになっております。