奈良県の公立高校入試制度が変更され、2026年度の入試から内申点の計算方法が変わります。
変更点は主に5点です。
・内申点が影響する学年
・内申点の計算方法
・「主体的に学習に取り組む態度」が評価対象
・選抜方法
それぞれの変更点についてご説明させていただきます。
内申点が影響する学年
今までは、中学2年生と中学3年生の通知表の成績から内申点が影響されていましたが、今回から中学1年生と中学2年生、中学3年生と全学年の通知表の成績から内申点が影響されることになりました。
内申点の計算方法
今までは、
中学2年生3学期:9教科✖5=45点満点
中学3年生1学期:9教科✖5=45点満点
中学3年生2学期:9教科✖5=45点満点
合計135点満点
新しい計算方法
中学1年生:9教科✖5✖0.6=27点満点
中学1年生:9教科✖5✖0.6=27点満点
中学3年生:9教科✖5✖2.0=90点満点
合計144点満点
自分の内申点の計算の仕方
中学1年生から中学2年生は、通知表の数字の合計から0.6をかけ算すると自分の内申点の点数が出ます。
中学3年生は、通知表の数字の合計から2をかけ算すると自分の内申点の点数が出ます。
144点満点中自分の内申点がいくつか確認しておきましょう!
「主体的に学習に取り組む態度」が評価対象
主体的に学習に取り組む態度とは?
「主体的に学習に取り組む態度」の評価に関するガイドラインは、奈良県教育委員会事務局からご覧になれます。
こちらにも引用して貼っておきますので、ご確認ください。
「主体的に学習に取り組む態度」の評価に関するガイドラインをタップしていただければ確認できます。
・ノートやワークの提出の評価
・授業で配られたプリントやノートの内容
・実技や実験のレポートや感想文
上記を意識して取り組みしましょう!
出席日数が少ない影響で評価を下げることはありませんが、授業後に出さないといけなかった課題等がある場合は、休んだ分後日必ず提出するようにしましょう!
わからない場合は、担当の先生や友達に聞いてください。そのくらい重要です!
選抜方法
今までの選抜方法、
2月に特色選抜
3月に一般選抜
新しい選抜方法
3月に【共通選抜】のみ
※5教科の学力検査が基本
今までのように特色選別は、3教科の学力検査の学校もありましたが、共通選抜になることで基本5教科対策をしなければなりません。
理科や社会が苦手で特色選抜を受ける子ども達も多かったのですが、今回からは基本的に5教科での学力検査の実施になります。
2019年に奈良県生駒市からスタートし、勉強のやり方を改善する指導に特化した家庭教師センターです。毎日の課題のチェックを徹底的に管理して、学習の習慣を自然と身に着けさせる方法でたくさんの子ども達の成績向上に携わってきました。今では口コミで広がり他府県からも依頼がある家庭教師センターです。奈良県はもちろん、大阪府・兵庫県・和歌山県・滋賀県・京都府の内申点の計算も可能な家庭教師センターです。年間1,000件以上の学習相談や私生活のご相談を無料でアドバイスをしています。毎年、たくさんの子ども達からのお手紙がスタッフ一同大変励みになっております。